三菱UFJ銀、短プラ改定1.625%に 0.15%引き上げ
2024.07.31 17:23-1.webp)
三菱UFJ銀行は7月31日、日本銀行が金融政策決定会合で政策金利の追加利上げを決定したことを受け、短期プライムレートを現行の1.475%から1.625%に改定すると発表した。改定日は9月2日。短プラ引き上げは2007年3月以来、17年半ぶり。
短プラは、企業向け短期融資や変動金利型住宅ローンのベース金利。06年夏のゼロ金利政策解除時は大手行の引き上げを受け、地域金融機関が追随する形で改定した。
また、普通預金金利も9月2日、年0.02%から年0.10%に引き上げるほか、定期預金金利も引き上げを予定している。
【金利引き上げの関連記事】
・三井住友銀、普通預金金利0.1%に引き上げ 8月6日から
・みずほ銀・みずほ信託銀、普通預金金利引き上げ
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 地銀、「最善の利益」対応に差 外貨建て保険販売で
- 銀行界、新引き当て基準対応 本格化 予想信用損失モデルへ移行
- コンコルディアFG、リレバンを再強化 営業増員、中小融資5兆円へ
- 日本生命、銀行への出向者を引き揚げ・配置転換 26年度以降に実施、26行に影響
- 金融庁、企業価値担保権で基本方針 債務者区分版に影響も
- 公金預金競争が過熱、一部でネット銀参入 地域金融機関に危機感
- 選択を迫られる地銀預かり資産ビジネス
- 宮崎第一信金、タイムリミットは1週間 「総力戦」で稟議書作成
- 福岡信金、女性渉外を育成 一から業務を学ぶ
- 自民党金融調査会、証券会社や銀行に「生体認証」導入促す 証券口座乗っ取り被害拡大で