北陸銀、7423件の顧客情報紛失 9カ店で判明

2024.07.30 18:29
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北陸銀行は7月30日、顧客情報を記載した書類が一部の営業店や出張所で紛失していたと発表した。なくなったのは、預金通帳や預金証書の喪失を顧客から受け付けた記録台帳である「喪失証書通帳明細帳」で、氏名や住所、口座番号などが記載されていた。


紛失したのは、富山問屋町出張所、金泉寺出張所、東富山出張所、石動支店、高岡南中央支店、西金沢出張所、東金沢出張所、浅草支店、横浜支店の9カ店で、1996年3月まで各店で使用されていた明細帳。7423件の顧客情報が載っていた。


顧客の依頼で預金証書の処理状況を調査するために同書類を参照しようとして発覚。その後の全店調査で9カ店での紛失が判明した。同行の内部調査によると「誤って裁断廃棄した可能性が極めて高く、外部に情報が流出した可能性は低い」という。

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