【都市対抗】明治安田、東京ガスに敗戦 先制も終盤勝ち越し許す
2024.07.28 19:01
第95回都市対抗野球大会は7月28日、準々決勝が行われ、金融界からは明治安田(東京都)が登場。東京ガス(東京都)と対戦し、2回に2点先制したが、4回に同点、7回に4失点取られ、2対6で敗れた。前身の明治生命時代、第53回大会(1982年)以来の準決勝進出を逃した。
東京ガスとは東京都2次予選で2度対戦し、1勝1敗の五分。岡村憲二監督(50、明治安田システム・テクノロジー、専大)は、「知り尽くしている相手、できる事をしっかりとする」と話していた。
試合は2回表、2アウトから主将の森龍馬(29、東京第一マーケット開発部、法大)の二塁打から連続四球で2点を先制。しかし、そのウラに本塁打、4回ウラにはタイムリーヒットを打たれ、同点に追いつかれた。

その後、試合は膠着(こうちゃく)状態に。守りで流れを掴みたい明治安田は、5回ウラに伊藤智也(26、新横浜支社、立大)の好返球でダブルプレー。6回ウラには、ノーアウト1、2塁から2番手の小玉和樹(27、立川支社、国学院大)、3番手中尾剛(24、立川支社、東海大)が抑え、反撃を待った。

試合が動いたのは7回ウラ、4番手の石毛力斗(25、武蔵野支社、明大)が2アウトまで抑えるも相手打線に捕まり、一挙4失点。明治安田も8回、9回に出塁するもあと一本が出なかった。
岡村監督は、「後半で我慢できなかった」と振り返り、「3試合ここでできたのは、貴重な経験になった。選手はよく頑張った」と労った。森主将は、「職員や家族からの大声援を受けて野球ができるのは感謝の気持ちしかない。(秋の日本選手権に向け)1年で2大大会出ることは必須。もう一度足元を見つめて、チームをもう一段階上げていきたい」と話した。
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