日経平均が大幅続落、3カ月ぶり3万8000円割れ 米ハイテク株安影響
2024.07.25 15:31
7月25日の東京株式市場は大幅に続落。日経平均株価は7営業日連続で下落し、終値は前日比1285円34銭(3.28%)安の3万7869円51銭。3万8000円の節目を割り込むのは4月26日以来、およそ3カ月ぶり。前日の米国市場でハイテク関連株が大幅安となったことを受けて国内でも半導体関連株が売られ、下げを主導。為替相場で円高進行も輸出株中心に重しとなった。
この日は取引開始から大幅に下落し、午後にかけてもじり安の展開。下げ幅は今年最大で、一時1300円を超えた。終値は7月11日に付けた年初来高値(4万2224円)から下落率が10%を超え、調整局面が懸念される水準となった。
24日の米ダウ工業株30種平均は504ドル(1.25%)安、ハイテク関連のナスダック総合指数は654ポイント(3.64%)下落した。25日の東京外国為替市場ではドル安・円高が進行。15時05分現在、1ドル=152円50銭付近で取引されている。
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