日経平均が大幅続落、一時1100円超安と節目の3万8000円下回る
2024.07.25 12:02
7月25日の東京株式市場は大幅に続落。日経平均株価は7営業日連続で下落し、25日の下げ幅は一時1100円を超えた。前日の米国市場でハイテク関連株の大幅安を受けて国内でも半導体関連株が売られ、下げを主導している。
日経平均の午前終値は前日比989円66銭(2.53%)安の3万8165円19銭。取引時間中には6月17日以来となる3万8000円の節目を割り込む場面も見られた。この7日続落期間中の下げ幅は3000円を超え、7月11日に付けた年初来高値(4万2224円02銭)からの下落率は10%近くまで膨らんだ。
24日の米ダウ工業株30種平均は504ドル(1.25%)安、ハイテク関連のナスダック総合指数は654ポイント(3.64%)下落した。25日の東京外国為替市場でドル・円相場は11時50分現在、1ドル=152円80銭付近で取引されており、円高・ドル安の進行も重しとなった。