愛知銀、4-9月純利益は45億円と倍増 貸出金利息や手数料収入が増加
2021.11.12 17:47
愛知銀行が11月12日に発表した2021年4-9月期決算は、純利益が前年同期に比べ約2倍に拡大の45億400万円だった。貸出金利息の増加のほか、投資信託や法人向けのソリューションの手数料増加が主因。22年3月通期予想の66億円に対する進捗(しんちょく)率は68%となった。
単体の業務粗利益は同15.2%増の189億6900万円、経費は同3.0%減の122億6400万円。コア業務純益は同71.3%増の70億900万円。
株式等関係損益は17億4100万円減少の12億7700万円。与信関係費用は11億6900万円と21億4200万円の大幅減となった。
同日、会見した伊藤行記頭取は、業績見通しについて「7月に大幅な上方修正したことや住宅ローンの増加で利回りが下がることなどを要因に今回は据え置いた」とコメントした。