中京銀、21年度中間純利益43%減の4億5700万円 赤字予想から黒字確保

2021.11.11 20:00
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決算を説明する小林頭取(11月11日、名古屋証券取引所)
決算を説明する小林頭取(11月11日、名古屋証券取引所)

中京銀行が11月11日に発表した2021年4-9月期決算は、連結純利益が前年同期比43・8%減の4億5700万円だった。希望退職制度の実施による割増退職金や、店舗再編に伴う減損損失などを計上したものの、当初の赤字予想から黒字を確保した。


単体の業務粗利益は同3.5%増の115億2900万円。コベナンツ付融資などに伴う法人役務収益と貸出金利息がの増加し、有価証券利息の減少をカバーした。経費は同3.2%減の84億600万円。


通期業績は中間期実績を踏まえ再度上方修正した。連結の経常利益は従来の34億円から38億円、純利益は15億円から19億円に引き上げた。


小林秀夫頭取は「強い経営基盤を手に入れる第一歩として確かな手応えを感じる実績だ」と総括した。

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