東北銀、Jブルークレジットを紹介 脱炭素化社会実現へ
2024.07.10 18:36東北銀行は7月10日、岩手県洋野町が保有する「Jブルークレジット」の紹介業務を開始した。二酸化炭素(CO2)削減に取り組みたい地元企業を中心に紹介し、地域の脱炭素化社会の実現に貢献するのが目的。
洋野町では、海底の岩盤に溝を掘り、ウニの生育を促すための増殖溝を整備してきた。増殖溝から大量の藻場が形成され、大気中のCO2を吸収。ジャパンブルーエコノミー技術研究組合が、Jブルークレジットとして3453トン分のカーボンオフセットを認証した。
同行は、クレジットの販売を行う住友商事東北(仙台市)に購入を希望する取引先を紹介する。同様の取り組みは、岩手銀行が2023年10月から行っている。