きらぼし銀、登戸支店移転オープン 環境性能認証を取得
2024.07.08 14:35
きらぼし銀行は7月8日、登戸支店(新井康一支店長=行員23人うち派遣社員2人)を移転オープンした。9階建てビルの2~3階に入居し、1階にはテナント、4~9階は賃貸マンションが入る。ハイカウンターを1つに限定し、振込手続きを行うタブレットを設置するなど、「次世代店舗」としてデジタルトランスフォーメーション(DX)、キャッシュレス対応を進める。
各種手続き用のタブレットを3台用意。入口外にATM2台のほか、店内には入出金に利用できるセルフキャッシャー1台を置いた。コンシェルジュ2人が案内する。本部や関連会社の担当者とリモートで話すことができる遠隔相談ブースを設置。ハイカウンター後方には壁があり、行員らの作業が利用客から直接見えない作りになっている。銀行入居部分については、建物の環境性能に関する第三者認証BELSで5段階中4番目に高い評価を得た。賃貸マンションは全24戸で、東京きらぼしフィナンシャルグループの持分法適用関連会社のケービーエステートが区分所有する。

移転先は、同行合併前の八千代銀行登戸支店があった場所。稲田堤支店が店舗内店舗方式で入る。小田急電鉄向ヶ丘遊園駅周辺の土地区画整理事業により、2022年9月から仮店舗で営業していた。
新井康一支店長は「多摩・高津・宮前区と人口が増えているエリアで営業する。地域に貢献していきたい」と意気込んだ。
銀行部分の延べ床面積は1階のエントランスも含め433平方メートル。駐車場は4カ所の提携先を利用できる。