日銀大阪支店、新日銀券1650億円引き渡し 通常の6倍

2024.07.03 11:42
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各紙幣10束分(1万枚)ずつパックにした10束封を自金融機関に運搬する網かごに移し替える金融機関の行職員(7月3日、日銀大阪支店、代表撮影)
各紙幣10束分(1万枚)ずつパックにした10束封を自金融機関に運搬する網かごに移し替える金融機関の行職員(7月3日、日銀大阪支店、代表撮影)

日本銀行大阪支店は7月3日、大阪府と奈良県、和歌山県の金融機関にデザインを一新した新日銀券1650億円を引き渡した。支払額は2023年度の一営業日平均の6倍になった。


大阪支店では、通常より1時間早い8時から金融機関の行職員がビニールに包まれた新紙幣の束を自金融機関に運搬する網かごに移し替える作業が行われた。


前回紙幣を変更した初日(04年11月1日)の支払額が2400億円だったのと比べると750億円少なかった。日本銀行大阪支店発券課の土屋裕明課長は「キャッシュレスの進展もあったが、(前回の支払月)11月と比較して、例年7月は支払額が少ない。季節性の違いも影響している」と話した。

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