大垣共立銀、4-9月純利益16%増の65億円 コスト削減と与信関係費用の戻入が寄与

2021.11.10 18:19
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会見で決算内容を説明する境頭取(11月10日、名古屋証券取引所)
会見で決算内容を説明する境頭取(11月10日、名古屋証券取引所)

大垣共立銀行が11月10日に公表した2021年4-9月期決算(連結)は、経常収益が前年同期比0.4%減の576億300万円、経常利益が同26.3%増の100億円、純利益が同16.8%増の65億1700万円だった。コスト削減と与信関係費用の減少などで増益を確保した。


本業のもうけを示す銀行単体の業務純益は、同3%増の71億1800万円。業務粗利益は減少したが、人件費と物件費を抑制したほか与信関係費用は7億8700万円の戻し入れとなった。


2022年3月期の業績予想(連結)は、経常収益を当初予想の1105億円から1117億円に、経常利益を157億円から164億円に、純利益を103億円から107億円に上方修正した。通期予想に対する中間期実績の進捗(しんちょく)率は61%となった。


同日、会見した境敏幸頭取は「総じて言えば自動車関連を中心とする製造業は良い方向を向いている。不透明性はあるが、下期も根本的には上向くだろう」との見通しを示した。

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