富山銀、4-9月純利益38%増 2期ぶりの増益

2021.11.09 20:13
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会見で決算内容を説明する中沖頭取(11月9日、本店)
会見で決算内容を説明する中沖頭取(11月9日、本店)

富山銀行が11月9日に公表した2021年4-9月期決算(連結)は、純利益が前年同期比38%増の6億2100万円と中間期としては2期ぶりの増益となった。経常収益は10.1%減の42億7300万円、経常利益は44.3%増の8億9900万円。


単体のコア業務純益は前年同期比25%増の7億600万円。貸出金利息およびM&A(合併・買収)やビジネスマッチングなどの役務取引等利益の拡大が寄与した。


同行は、同日に開催した取締役会で東京証券取引所の新市場区分について「スタンダード市場」を選択することを決議した。


中沖雄頭取は、理由について「大事なのはどこのマーケットにいるかではなく、どこのマーケットにいる投資家、株主と対話するか。当行が対話すべきはグローバル(の投資家)ではなく地域だ」と説明した。

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