大分銀、「カスハラ」対応方針策定 悪質な場合は通報も

2024.06.26 13:26
営業・店頭体制 カスハラ
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

大分銀行は、顧客からの暴言や不当な要求などの「カスタマーハラスメント」への対応を始めた。内部規定を整備し、銀行として毅然(きぜん)とした態度を示して組織的に対応する。


深刻な社会問題となっているカスハラに対して新たに対応方針を策定し、6月21日に運用を開始した。今回、該当する行為を14項目にまとめた。その定義では、顧客などからのクレームや言動のうち、要求内容の妥当性や社会通念上不相当なもので、業務や行職員の就業環境が害されるものとした。


同行は営業店などにカスハラに対するポスターを掲示し、あらかじめその対応を示すことで顧客などとの良好な関係性の構築につなげる方針。なお、悪質な場合は顧客や従業員の安全確保のため警察に通報することとしている。



営業店に掲示するポスター
営業店に掲示するポスター

すべての記事は有料会員で!
無料会員に登録いただけますと1ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。

有料会員の申し込み 無料会員でのご登録
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

関連記事

4地銀・グループ、トップが神戸大で講義 学生に地方創生を語る
多くの学生が聴講する「地方創生と観光経営」の講義(神戸大提供)
地銀13行連携の「Q‐BASS」、九州半導体展に初参加 パネル討論への登壇も
パネルディスカッションに参加する田中室長(右、10月8日、マリンメッセ福岡)
大分銀、学生と観光プラン考案 宇佐の酒造PR強化
観光プランの立案をサポートする高橋推進役(大分大学提供)
大分銀、「企業版ふる納」仲介 自治体との“出会い”創出
「企業版ふるさと納税」へ理解を深めてもらうプロジェクト集

関連キーワード

営業・店頭体制 カスハラ

おすすめ

アクセスランキング(過去1週間)