名古屋銀、4-9月純利益3倍に拡大、直近10年で最高水準

2021.11.09 17:38
決算
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名古屋銀行が11月9日に公表した2021年4-9月期決算(連結)は、純利益が前年同期の3倍超となる66億5200万円だった。中間期ベースでみると直近10年で最高水準となった。


 本業のもうけを示す銀行単体の業務純益は前年同期比44%増の53億8400万円。貸出利息の大幅増を背景に資金利益が拡大したほか、法個人業務で堅調な役務取引等利益の増加が寄与した。与信関連費用は同8.9%減の9億円だった。


 22年3月期の業績予想(連結)は、経常利益を当初予想の81億円から148億円に、純利益を55億円から109億円に上方修正した。通期予想に対する4-9月期実績の進捗(しんちょく)率は61%となった。


 同日、会見した藤原一朗頭取は、「与信費用は前期並みとなったが、材料価格の高騰や物流の停滞といった影響が今後どう影響するか注視する」と語った。〆

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