富山第一銀、4-9月期純利益3年ぶり増益 手数料収入伸びる

2021.11.09 00:13
決算
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富山第一銀行は11月8日、2021年4ー9月期決算を発表した。有価証券利息配当金や投資信託販売手数料などが増加したことで、純利益(連結)は前年同期比46.3%増の19億2700万円と3年ぶりの増益となった。


本業のもうけを示す銀行単体のコア業務純益(除く投資信託解約損益)は、同37.8%増の29億700万円。店舗戦略の見直しなどに伴う経費削減の効果もあった。


2022年3月期の業績予想(連結)は、経常利益を当初予想の36億円から44億円、純利益を24億円から29億円に上方修正した。


与信関係費用は21億円と、21年3月期の27億円より減ったが高水準にある。野村充頭取は「本業で結果が出た。不確定要因もあり、しっかり貸倒引当金を積んでいく」と話した。

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