出版不況と言われて久しい。雑誌の数は直近ピークの2005年(4581点)からほぼ半減した。終戦直後にも、輪をかけてひどい不況があった。各種統制が解除されて創刊が相次ぎ、1947年に雑誌数は7249点に急増したが、数年で約5分の1に淘汰された▼当時、闇市ではカストリ焼酎が流通していた。「3合飲むと酔いつぶれる」という粗悪な密造酒だった。創刊...
この記事をご覧いただくには会員登録が必要です。
無料会員に登録いただけますと1ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。
ぜひ、お試しください。
有料会員の申し込み
無料会員でのご登録