21年〝絆舞〟完成式に野田地方創生相 よい仕事おこしフェア実行委員会
2021.11.06 04:35
よい仕事おこしフェア実行委員会(事務局=城南信金)は11月5日、地域連携プロジェクト「興こし酒2021年“絆舞”」の完成式典を開催した。野田聖子内閣府特命担当大臣(地方創生担当)、醸造元の曙酒造鈴木孝市社長、各地公体、同委員会関係者ら約100人が参加した。
今年は47都道府県から過去最多211地域の米をブレンドして醸造した3種類の絆舞が披露された。火入れした「佳粋かすい」、生搾りの「爽粋そうすい」、仕込みで水の代わりに酒を使った貴醸酒の「極粋ごくすい」。「佳粋」を試飲した野田大臣は「のど越しはさらっとしているが、風味にふわっとした厚みがある」と絶賛。「もうちょっとほしいです」と笑いを誘っていた。
式典では被災地義援金の贈呈式も行われ、20年の絆舞の売上金から、佐賀、熊本、広島、福島各県に計93万円が贈られた。興し酒プロジェクトでは毎年、売り上げ1本につき100円を被災地への寄付に充てている。