損保協、損保代理店評価の第三者機関 6月末から具体的に検討
2024.06.13 18:31
日本損害保険協会は6月13日、損保代理店を評価する第三者機関の設立について、6月末に発表される金融庁の有識者会議の最終報告書を待って具体的な検討を行っていくとした。同日の記者会見で損保協の新納啓介会長(あいおいニッセイ同和損害保険社長)が明らかにした。
新納会長は、議論を深めなければならない点が多いと指摘。「どのような代理店の評価制度にするのか、だれを第三者機関の会員にするのかなど継続した検討が必要」とした。
金融庁がビッグモーターによる不正や保険料の事前調整問題を受けて設置した有識者会議では、報告書の案として「保険代理店の業務品質を保険代理店と利害関係のない中立的な第三者が、一定の基準に基づいて公正かつ適切に評価する業界共通の枠組み(第三者評価)の設置を検討すべき」としている。
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