山陰合同銀、インバウンド富裕層を誘客 24年秋にコンテンツ発信
2024.06.04 16:39
山陰合同銀行は6月4日、「インバウンド富裕層旅行者誘客促進プロジェクト」を開始したと発表した。山陰地域のブランド力向上を通じて地域観光消費の拡大につなげるのが狙い。海外富裕層にターゲットを絞り、2024年秋にも山陰の魅力を体験できる新コンテンツの発信を始める。
プロジェクトの連携事業者は成長戦略コンサルティングや新規事業創造支援などを手掛けるドリームインキュベータ(東京都)と、高付加価値体験の企画・販売を行うエクスペリサス(同)。同行はプロジェクトの全体を統括する。すでに、連携する2社と山陰の各自治体やDMO山陰インバウンド機構などを訪問しており、情報共有を始めている。
今後は地域の事業者と協力して、鳥取砂丘や大山、松江城、出雲大社、石見銀山など地域の観光資源を生かした体験コンテンツを企画。同時に明確なターゲットを定めて具体的な情報発信の手段を検討していく。