山陰合同銀、帳票の作成・発送委託先がウイルス感染

2024.05.28 19:29
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山陰合同銀行は5月28日、帳票の作成と発送を委託している会社でコンピューターウイルスの感染が確認されたと発表した。同日から預金の取引明細表など各種案内の帳票の郵送や電子交付のサービスができない状況になっている。


発表よると、同月27日に委託先のパソコンで感染が分かった。電子帳票交付サービスへの掲載が止まっており、現在は代替手段を検討しているとしている。


なお、同行から委託先へは別のネットワークで送受信を行っているため、同行でのウイルス感染の可能性はないほか、現時点で顧客情報の流出などの報告は受けていないという。同行は「大変なご迷惑をおかけし、深くおわびする」としている。

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