新潟県信組、世界遺産登録を後押し 県に20万円寄付

2024.05.28 17:41
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目録を手渡す赤川理事長(右)と橋本副知事(5月28日、新潟県庁)
目録を手渡す赤川理事長(右)と橋本副知事(5月28日、新潟県庁)

新潟県信用組合(新潟市、赤川新一理事長)は5月28日、世界遺産登録の機運が高まる「佐渡金銀山」の保全活動に役立ててもらうため、新潟県に20万円を寄付した。赤川理事長が橋本憲次郎副知事に目録を手渡した。


同信組は募集額の0.01%相当額を寄付する「佐渡世界遺産応援定期積金Ⅱ」を2023年9~12月に取り扱い、5月15日に30万円を佐渡市に寄付した。販売実績が募集総額の30億円を上回ったことを受け、県へも寄付を行った。


「佐渡金銀山」の世界文化遺産への登録可否は7月にも判明する見通し。同信組は登録が決定すれば特別金利付きの記念定期を発売するとしている。


橋本副知事は「けんしんさんには美化活動などでも協力いただいた。寄付金は文化財の保全に役立てたい」として感謝した。佐渡島で3年間勤務経験がある赤川理事長は「佐渡は海の幸や山の幸などの食や景観にも強みがある」と魅力を語った。

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