静岡銀、「しずおかGXサポート」1000件突破 地域の脱炭素経営支援
2024.05.08 16:56
静岡銀行は5月8日、二酸化炭素(CO2)排出量算定クラウドサービス「しずおかGXサポート」の契約数が1000件を突破したと発表した。
同サービスは、地域企業の脱炭素経営の支援を目指して2023年10月から提供を開始。4月30日までに契約数は1066件となり、中小企業向けCO2排出量算定サービスでは国内上位の水準となった。
静岡銀は「地域循環共生圏」の形成を標ぼうし、県内の地域金融機関や自治体との連携強化を進めた。現在、6金融機関(スルガ銀行、清水銀行、静清信用金庫、浜松いわた信用金庫、三島信用金庫、島田掛川信用金庫)のほか、静岡県産業振興財団 企業脱炭素化支援センター、静岡県信用保証協会と連携。4月22日には連携会議を設立し、取り組み状況や成功事例の情報共有を進めている。
今後は地域企業の現状把握しながら脱炭素化に向けたソリューション提供や資金調達など、幅広い伴走支援に取り組む方針。
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