中小機構関東本部、IT経営サポートセンター開設　

中小企業基盤整備機構関東本部は4月24日、IT分野の相談に特化したオンライン無料相談窓口「IT経営サポートセンター」を開設したと発表した。

IT化に悩みを持つ中小企業・小規模事業者や、金融機関など中小企業の支援機関をサポートするのが目的。対象地域は関東地方と山梨県、長野県、新潟県。

ITの利活用や導入などについて、実務経験豊富なIT分野の専門家が個別の状況を踏まえ、課題の整理や実践的なアドバイスを行う。金融機関や商工会・商工会議所などの支援機関に対しては、IT化支援ツールなどを提案。支援機関は専門家のアドバイスを受けながら、支援先企業の課題や業務内容を理解し、的確な助言や提案を行うことができる。

中小企業、支援機関とも利用料は無料。時間は60分で予約制。相談を受ける専門家は10人。中小企業診断士やITコーディネータ、情報処理技術者などで、IT業界やメーカーでの実務経験豊富な人材を配置した。