三井住友海上、道路の損傷箇所を特定 自治体向けに新サービス

2021.10.28 04:10
AI
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

三井住友海上火災保険は12月から、道路の修繕が必要な箇所をオンライン地図に表示する新サービスを始める。同社が企業向けに提供するドライブレコーダーサービスを活用し、各車両のドラレコから得た道路映像をもとに損傷箇所を特定する仕組み。全国の自治体や、道路修繕を請け負う事業者向けに販売する。


新サービス「ドラレコ・ロードマネージャー」は、収集したドラレコ映像を人工知能(AI)で分析し、道路の穴やひび割れ、白線のかすれ箇所をオンライン地図にマッピング。自治体などの利用者は該当箇所をクリックすると、損傷の度合いを写真データで詳しく確認することができる。従来は、専用車両を使った点検や担当者の目視確認が必要だったが、新サービスにより管理業務の効率化が図れる。

すべての記事は有料会員で!
無料会員に登録いただけますと1ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。

有料会員の申し込み 無料会員でのご登録
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

関連記事

三井住友海上、凍結卵子専用保険を開発 利用者に無償で提供
損保、能登半島地震で対応 7月末まで保険料支払い猶予
大手損保、地域金融の気候対応支援 取引先診断や自行庫で活用
環境省、「自然共生サイト」122カ所認定 金融界は三井住友海上本店
「自然共生サイト」に認定された三井住友海上火災保険本店の屋上庭園(10月16日)

関連キーワード

AI

おすすめ

アクセスランキング(過去1週間)