日本生命、米ドル建て劣後債発行 利回り差縮小で約2000億円調達

2024.04.10 17:08
金融・資本市場
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

日本生命保険は4月10日、期間30年の米ドル建て劣後特約付き社債13.2億ドル(約2000億円)を発行した。利率は当初10年間を年5.95%の固定とし、以降5年ごとにステップアップする。高金利環境下での資金調達となるが、米国で利下げ期待が高まるなか社債への投資マインドは高揚。「社債スプレッド(国債との利回り格差)が過去最低水準にあり、まとまった額の調達として絶好のタイミング」(同社)との認識を示した。

すべての記事は有料会員で!
無料会員に登録いただけますと1ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。

有料会員の申し込み 無料会員でのご登録
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

関連記事

大手生保4グループ、24年度の銀行窓販実績が微減 今期はトランプ関税を警戒
経団連、新会長に筒井氏を選任 初の金融界出身 「活力ある地域経済へ」
抱負を語る筒井新会長(5月29日、都内)
大手生保4G、25年3月期23%増益 今期はトランプ関税で一転減益予想
決算を説明する赤堀・日本生命副社長(5月23日、都内)
検診勧奨で対話の質向上、若年商品好調-朝日・日本生命社長
「社会貢献活動を通じて顧客接点をつくり、ニーズを掘り起こす」と語る朝日社長(5月1日、丸の内本社)

関連キーワード

金融・資本市場

おすすめ

アクセスランキング(過去1週間)