日本生命、米ドル建て劣後債発行 利回り差縮小で約2000億円調達

2024.04.10 17:08
金融・資本市場
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日本生命保険は4月10日、期間30年の米ドル建て劣後特約付き社債13.2億ドル(約2000億円)を発行した。利率は当初10年間を年5.95%の固定とし、以降5年ごとにステップアップする。高金利環境下での資金調達となるが、米国で利下げ期待が高まるなか社債への投資マインドは高揚。「社債スプレッド(国債との利回り格差)が過去最低水準にあり、まとまった額の調達として絶好のタイミング」(同社)との認識を示した。

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