日本生命、米ドル建て劣後債発行 利回り差縮小で約2000億円調達
2024.04.10 17:08日本生命保険は4月10日、期間30年の米ドル建て劣後特約付き社債13.2億ドル(約2000億円)を発行した。利率は当初10年間を年5.95%の固定とし、以降5年ごとにステップアップする。高金利環境下での資金調達となるが、米国で利下げ期待が高まるなか社債への投資マインドは高揚。「社債スプレッド(国債との利回り格差)が過去最低水準にあり、まとまった額の調達として絶好のタイミング」(同社)との認識を示した。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 地銀、「生活基盤プラットフォーム」正式決定 25年2月から開始 住所変更など
- ひろぎんHD、サイバー攻撃対策を事業化 金融系初の体験型施設
- 信金、公金預金戦略が岐路 入札金利上昇で撤退も
- 金融庁、マネロン検査継続 基本的な態勢整備徹底へ
- SBIHD、酒造会社の投資で地銀と連携 ファンド規模1000億円を視野に
- デジタルキャンプ、初の女性コンサル研修 グループワークで「リアルな声」
- 百十四銀と伊予銀、ウェルビーイング取り組む意義は? 女性人事部長同士で対談
- 肥後銀、CO2排出量算定システムを2000先が利用 地域金融機関に推進へ算定・開示対応も
- 東栄信金と足立成和信金、新金庫名は「したまち信用金庫」
- 【都市対抗】明治安田、前回準Vヤマハにコールド勝ち 終盤に打線爆発