三井住友銀、サウジアラビア輸出入銀と業務提携
2021.10.27 04:30
三井住友銀行は10月26日、サウジアラビア輸出入銀行と業務提携の覚書を締結したと発表した。トレードファイナンスや制度金融における連携強化、人材育成支援などで協力する。
サウジ輸出入銀は石油依存体質からの脱却を目指す成長戦略「サウジ・ビジョン2030」のもと非石油部門の輸出促進を目的に設立された政府系金融機関。同国が経済多角化を進めるうえで重要な役割を担っている。
三井住友銀は、これまでにコーポレートファイナンスやプロジェクトファイナンスなどで同国政府、国営企業、進出日系企業を支援しており、今回の提携で貿易取引の拡大など、より幅広いニーズに応えていくとしている。
関連記事
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 北陸銀と北海道銀、営業支援システム導入 年18万時間の作業削減
- 金融界、「隠れリース」特定に本腰 27年の新基準適用迫り
- 群馬銀、ストラクチャードファイナンス3年5.7倍 RORA向上に寄与
- 金融庁、決算書入手方法を調査 地域金融の実態把握へ
- 広島銀、請求書業務のDX後押し 新システムで決済口座確保
- 京都中央信金、理事長に植村専務が昇格 白波瀬氏は代表権ある会長へ
- 固定型住宅ローン、金利〝決め方〟見直し機運 参照指標「再検討」も
- 地銀、外貨保険販売が36%減 24年度下期、10万件割れ
- 信金、店舗減少が小幅にとどまる 職員数推移との格差鮮明
- 地域銀・信金、NISA口座伸び悩む 3カ月の増加率1%