横浜銀、横浜国大と連携協定 金融教育を推進
2024.03.29 19:38
横浜銀行は3月29日、横浜国立大学と「金融教育」に関する連携協定を締結した。
政府の「資産所得倍増プラン」を受けて、4月に「金融経済教育推進機構」が設置されるなど官民一体で金融経済教育の取り組みが進むなか、学校における金融教育の必要性が高まっていることに対応する。
横浜国大とは、18年10月に「包括連携協定」を締結。そのなかで、「地域経済を金融面から支える人材育成」を掲げている。今回の連携協定を通じて、同行による金融教育、担い手の育成、金融教育プログラムの普及促進や開発・改良などに取り組む。
同行の片岡達也頭取は、「金融教育を通じて、地域社会の成長、活性化につなげていきたい」と強調。同大学の梅原出学長は、「金融教育は人格形成に資する非常に良い取り組み。今回の連携協定でさらに進めていきたい」と語った。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 中堅の外資生保、乗合代理店からの要求に苦慮 変額保険手数料で
- 地域金融機関、半数の250機関が預金減 金利戻りパイ奪い合い
- 八十二銀、AIモデル開発50種に 投信販売モニタリングも
- 広島銀、金利再来でALM改革 各部門の収益責任 明確に
- 多摩信金、住宅ローン168億円増 業者紹介案件が4割強
- 金融庁・警察庁、URL貼付禁止案を軟化 銀行界から反発受け 不正アクセス防止で
- 横浜銀や静岡銀など20行庫、生成AIの実装拡大へ 検証結果・最善策を共有
- カムチャツカ半島付近でM8.7の地震 一部金融機関の店舗で臨時休業
- 金融庁、障害対応の強化要求 クラウド利用拡大で
- あおぞら銀の中野さん、金融IT検定で最高点 専門部門との対話円滑に