熊本第一信金、サステナ経営普及へ商工中金と連携
2024.03.28 17:42
熊本第一信用金庫(熊本市、鴻池卓児理事長)は3月28日、商工組合中央金庫とサステナブルファイナンス業務における連携・協力に関する覚書を締結した。提携は県内の金融機関で初めて。地域のサステナブル経営の普及促進に向けてタッグを組む。
連携内容は、サステナブルファイナンスを検討する案件の紹介や情報交換、協調融資の運用など4項目。地域にサステナ経営を普及させるため、双方のネットワークやノウハウを活用する。地域企業の円滑な資金調達もサポートする。
今後、同信金では取引先約40社をピックアップし、サステナブルファイナンスをアプローチしていく。
鴻池理事長は、「サプライチェーンの拡大で、これからサステナブルファイナンスの必要性が高まってくる。連携して広く周知していきたい」。商工中金熊本支店の堀之内寛人支店長は、「提携を機に、熊本経済の発展に注力していきたい」と話した。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 地域金融機関、地公体貸出 割れる戦略 金利上昇で見直し加速
- 3メガ銀、リアル接点拡充 三菱UFJ銀、20年ぶり新店
- 三菱UFJ銀、Netflixの独占放映で 独自調査を公表
- 住信SBIネット銀、住宅ローンアプリ1年 本審査9割超に利用浸透
- <お知らせ>「金融×スタートアップ Meetup」 ~スタートアップ支援の課題と在り方を考えるイベント~【参加無料】
- 常陽銀、〝100億企業創出〟に本腰 包括支援へ157社選定
- 福島銀、貸金庫サービスを廃止 26年3月末で
- 改革の旗手 藤原一朗・名古屋銀行頭取、「健康経営」で日本変える
- 高知銀、投信販売体制を再構築 営業店はマス層のみに
- 埼玉県と県産業振興公社、業態超え新現役交流会 全国初、同一県の9機関協力