山梨中央銀、企業訪問ツアーに協力　高校生や大学生200人参加

山梨中央銀行は3月25～27日、県内10市町が開いた地元企業を巡る学生向けバスツアーに協力した。高校生や大学生に早い段階からUIJターンを視野に入れてもらうことが狙い。3日間で約200人が参加した。

同行は、企業に参加を案内。3日目午後に開かれた企業説明会と合わせてイベントには19社が協力。参加者は高校生や大学1、2年生が多く、山梨中央銀の担当者は「就職活動を始める前に企業を知ってもらい、UIJターンを選択肢に入れてほしい」と語った。

ツアーは、甲府市や甲斐市など10市町が構成する県央ネットやまなしが主催。就職活動を本格化させる前の層に向けたイベントの開催は初めてという。甲府市役所で移住定住係を務める成澤治子さんは「経営者の声を直接聞き、平日の職場を訪問できることがツアーの魅力」と話した。