広島信金、広島文化学園大と連携 研究成果を地域へ還元
2024.03.26 19:41
広島信用金庫(広島市、川上武理事長)は3月26日、広島文化学園大学・短期大学と地方創生などに関する「包括連携協力に関する協定書」を締結した。看護学部など同大学の教育資源や研究成果などを地元に還元し、地域発展への貢献を目指す。
産学金連携による人材交流や人材育成、金融リテラシー教育などで協力する。最初の取り組みは、広島信金が新入職員を対象に毎年度実施している認知症サポーター養成講座に同大学が講師を派遣する。講座は2024年4月に2回実施する予定。
このほか、同信金の武田龍雄会長が代表を務める広島シンガポール協会の学生交流事業で協力や、信金職員による学生向けの金融教育などを検討している。
広島信金の地元大学との連携は県立広島大学、広島修道大学についで3校目。川上理事長は、「地域をつくっていく若者たちの交流の場を広げたい」と語った。