岩手銀、食とエネルギーの生産支援へ NTT東日本らと共同

2024.03.26 18:35
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岩手銀行は、2024年度からNTT東日本岩手支店とAIスタートアップのJDSC(東京都)と共同で「食とエネルギーの総合産地化プロジェクト」を開始する。先端技術スマート農業と営農型太陽光発電などを組み合わせた食とエネルギーの生産、流通体制を構築して収益化を目指す。


3月26日に発表した。初年度は小規模農地を対象にAIやデータサイエンスを活用したスマート農業の実証実験を行う。25年度は稲作農地の近隣や耕作放棄地などに太陽光パネルを設置し、営農とエネルギー生産の両立を図る計画。


同行は事業者とのネットワーク構築、サステナブルファイナンスの提供、同行グループ会社と連携した再生可能エネルギー関連事業、補助金獲得などを支援する。


NTT東日本はスマート農業と再生可能エネルギーのコンサルティング、システム提供など導入を支援。JDSCはAIを活用したスマート農業の構築、営農型太陽光発電などのオペレーションの最適化などを行う。

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