日本生命GがTIS、インテックと社会課題解決などで提携 経営層の会議体も発足
2024.03.26 16:12日本生命保険とグループ会社のニッセイ情報テクノロジーは3月26日、システムインテグレーターのTIS(東京都)およびその傘下のインテック(富山県)と社会課題の解決に資するサービスの創出などを柱とする資本業務提携契約を締結したと発表した。これにより日本生命はTISの発行済み株式を最大110万株追加取得。持ち株比率は最大約3%になる。
TISインテックグループは長年にわたり、日本生命グループのシステム開発に携わってきた経緯がある。2022年度には「保険および関連業務におけるIT人材の育成」に関する共同取り組みへ向けた検討に着手。議論を重ねる中で資本業務提携へ発展した。
主な内容は、①IT人材の育成・確保②生成AI(人工知能)の活用などシステム開発の高度化③ビジネスや社会課題の解決に資する新たなサービスの創出④共同取組推進会議の設置――の四つ。会議体は経営層をメンバーとし、共同取り組みの実効性および継続性をより高める。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- MUFG、大谷翔平選手との契約が終了 ブランドパートナーとして6年間
- NTTドコモ、銀行業参入に結論出ず 前田社長「なんとか進めたい」
- 自民党、郵政民営化法など改正案 上乗せ規制の文言修正 「速やか」から「3年ごと検証」へ
- 地域金融機関、福利厚生支援に熱視線 職域基盤の構築見据え
- 信金、保証システム刷新へ 審査申し込みに紙不要
- やさしいニュース解説 証券口座の乗っ取り、隙を突く新たな不正手口
- 大手行、中途採用で営業力補強 地銀・信金から流出も
- MUFG、マイボトルの利用促進 ペットボトル1万4500本削減
- 常陽銀、手形帳などを等価買い戻し 法人決済デジタル化促進
- 高知銀、シニアへ業務委託拡大 人手不足解消に一手