秋田銀、行員の健康増進支援 女子学生が考案した料理提供
2021.10.22 15:44
秋田銀行は10月21日、健康経営の一環で聖霊女子短期大学(秋田市)と連携協定を結んだ。行員の健康増進に向けて同短大の学生が考案した料理を提供するほか、アンケートなどで学生の研究に協力する。
連携協定では、同短大と健康づくりの推進や生活習慣病の予防などで協力。早速、同日から本部の行内食堂で学生が考案した料理の提供が始まった。
第1弾の「酢鶏(すどり)」は、酢豚を基に豚肉を鶏むね肉に代えてカロリーを抑えたほか、肉と大豆以外の具材を揚げずに調理して脂質も減らした。
試食した皆川剛取締役常務執行役員は「ゆっくりかんで食事できるように具材を大きめにカットするなど、健康を考えたレシピになっている」と太鼓判を押した。
今後、学生が考案する約30種類のうち毎月数種類を本部食堂で提供。レシピなどは行内イントラネットで配信する。新谷明弘頭取は「健康管理は食生活の改善が重要。聖霊女子短大と連携し、健康増進の取り組みを一層進めていく」と語った。
同行は、2017年10月に行員の健康増進に取り組む「あきぎん〝長活き〟健康宣言」を策定。二次健康診断の受診率を100%にしたほか、体重や血圧などを記録するツール、看護師による健康相談サービスなどの活用を進めてきた。