山形銀、コンサル強化など本部組織改正 新経営計画に対応
2024.03.25 19:54山形銀行は、4月1日付で本部組織を改正する。同月からスタートする第21次長期経営計画で掲げる課題に的確に対応し、持続可能な地域社会の実現や質の高いサービスを提供する。
3月25日に発表した。付加価値の高いコンサルティングサービスの提供に向けて、地域振興推進室をコンサルティング営業推進室に改称し、営業企画部の山形成長戦略推進室を統合。山形成長戦略プロジェクトを通じて積み上げた知見やノウハウを自治体コンサル事業に生かす。
このほか、有価証券ポートフォリオの再構築へ市場リスク管理・けん制機能の強化に向けてリスク統括部に市場リスク管理グループを新設。デジタル戦略室は最新技術の活用などを通じて効率化と人財育成を進めるDX戦略室に改称。ストラクチャードファイナンスの取り組み深化では、融資実行後のモニタリング機能を強化するストラクチャードファイナンス部を新設した。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 西武信金、役員OBが「幕賓役」で活躍 現役時の担当店サポート
- 金融庁、粉飾対策で「第2線」注視 営業現場と連携求める
- 西京銀、農業分野へ関与強める 出資や行員出向、専門部署も
- ブラックロック・ジャパン、国内初の外株アクティブETF上場 AI銘柄に投資、早期100億円へ
- 3メガ銀、リアル接点拡充 三菱UFJ銀、20年ぶり新店
- auじぶん銀、1カ月定期の金利9%に 阪神リーグ優勝受け
- 地域金融機関、地公体貸出 割れる戦略 金利上昇で見直し加速
- やさしいニュース解説 地域金融機関の預金減少 動き始めた利用者
- 信金、増える金融・保険業貸出 融資需要低下が影響か
- りそな銀 国内初、学習支援預金 公文の授業を一部無償化