房総信組、元男性渉外が5400万円着服 借金返済や遊興費に
2024.03.22 18:50房総信用組合(千葉県)は3月22日、30代の元男性渉外職員が5445万円を着服していたと発表した。
職員は岬東支店(いすみ市)在任中の2021年12月から23年11月までに、顧客の定期預金を無断で解約したほか、取引先の売上金などを入金せず着服。自身の借金返済や遊興費に充てた。23年11月に顧客から預金通帳や証書が戻ってこないと連絡があり、発覚した。
男性やその親族から実質被害額の3203万円が全額弁済されたため、同信組は刑事告訴しなかった。男性は24年1月末付けで解雇された。
同信組は「内部管理態勢の強化に取り組み、再発防止を徹底する」方針。
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