北洋銀、10社に各100万円贈る スタートアップ支援で

2024.03.19 19:31
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受賞者と記念撮影する安田頭取(前列左から3人目)(3月19日、北洋大通センター)
受賞者と記念撮影する安田頭取(前列左から3人目)(3月19日、北洋大通センター)

北洋銀行は3月19日、北洋大通センターで「北洋銀行スタートアップ研究開発基金」の贈呈式を開催した。2023年度は直近5年間で最多となる37先の申し込みがあり、うち10先を受賞者として選定。安田光春頭取がそれぞれ(1社欠席)に100万円の目録を手渡した。当日は受賞者による研究開発テーマの発表も行われた。


同基金は中小企業の新技術・新製品の研究開発を支援することを目的に89年から「北洋銀行ドリーム基金」として取り組みを開始。33年間続けてきたが、政府がスタートアップ育成5か年計画を打ち出すなど、創業機運の高まりを受け、23年度から申し込みの要件に「設立10年以内」を加えて、スタートアップに特化した基金にリニューアルした。


安田頭取は「いずれも素晴らしい技術や研究を持ったスタートアップであり、今後はそれを実社会で活用することを通じて地域課題の解決に貢献し、企業としてますます成長してもらいたい」と期待を語った。

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