浜松いわた信金、PIF実行先で研修 従業員のSDGs意識醸成
2024.03.15 19:53
浜松いわた信用金庫(浜松市、高栁裕久理事長)は3月15日、社会保険労務士法人村松事務所(浜松市)の従業員を対象にSDGs(持続可能な開発目標)研修を実施した。
同社は3月8日にポジティブ・インパクト・ファイナンス(PIF)を実行した先で、社会保険労務士業への同融資は全国初だという。
研修はPIFの解説、SDGs意識の普及啓発が目的。同信金SDGs推進部の竹内嘉邦部長が講師となり、「企業価値向上には従業員一人一人が、できることを伸ばし、実践していくことが必要。当金庫として協力できる分野においては積極的に“伴走”していく」と話した。
PIFは2023年4月に取り扱いを開始。企業のサステナビリティ経営をサポートし、企業価値向上と持続可能な社会の実現を金融面から支援する。融資金額は5000万円以上10億円。3月15日時点で、5先に実行している。
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