兵庫県信金協、ESG推進で情報交換会 信金中金神戸支店と共催
2024.03.15 19:24![尼崎信金の事例を紹介する俣野担当部長(3月15日、信金中金神戸支店)](https://img.nikkinonline.com/wp/wp-content/uploads/2024/03/on兵庫信金協ESG情報交換.webp)
兵庫県信用金庫協会(作田誠司会長=尼崎信用金庫理事長)と信金中央金庫神戸支店は3月15日、県内信金のESG・SDGs推進担当者を対象に情報交換会をオンラインで開催した。
情報交換会はESGの先行事例を共有し、取引先の脱炭素化やSDGsへの取り組みを進める狙い。今回が3回目で近畿経済産業局とも連携し、第1部ではカーボンニュートラル推進室の担当者が「中小企業の脱炭素化に向けた支援策」をテーマに国の支援策などを紹介した。
第2部は、尼崎信金価値創造事業部の俣野耕一郎担当部長が「ESGに関する取り組み状況」について事例発表。2022年度にスタートした「ESG要素を考慮した事業性評価・支援体制の構築」について現状報告した。
俣野氏は、事業性評価ツールの概要や支援プロセスのほか、営業店職員向けに実施した「ESGワークショップ」などを説明。そのうえで、「他の信用金庫でも当金庫のESGの事業性評価ツールが活用できるよう、さらにブラッシュアップしていく」と話した。
第3部は2月8日に取引先向けに実施した「脱炭素化に向けた省エネセミナー」のアンケート結果をもとに参加者間で意見交換を行った。
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