七十七銀、最新の補助金情報提供 F&Mから講師招き
2024.03.15 18:40
七十七銀行は3月15日、エフアンドエムから講師を招き、補助金の最新情報をテーマにセミナーを開いた。取引先企業などから約100人が参加した。
開会に先立ち、地域開発部の福田拓郎・情報開発課長が「現在、国では中堅・中小企業を支援するため様々な補助金、助成金を準備している。活用している企業と活用していない企業では事業の生産性、今後の成長に大きな差が出てくると思う」とあいさつ。
講師を務めたエフアンドエム営業推進本部営業戦略室の椎名孝典室長は、補助金申請が採択されるポイントに、国にとって投資する価値があることをPRすることを挙げた。特に補助金を使って自社の課題を解決することで地域社会に活性化を生んだり、設備投資を行うことで利益が向上して賃金が上がったりする経営計画が重要と説明。「今まではコロナ脱却が一番だったが、本来の形に戻った。中長期的なビジョンと経済への効果、従業員への賃上げ。こういったところを明確に持つことが大事」とアドバイスした。
今年の目玉として「中堅・中小企業の賃上げに向けた省力化等の大規模成長投資補助金」や「中小企業省力化投資補助事業」など四つの補助金について概要や注意点などを説明した。
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