中小機構近畿本部、中小企業大学校関西校を大阪市内に移転
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中小企業基盤整備機構近畿本部は3月13日、中小企業大学校関西校(皆川芳隆校長)の移転開校式を大阪市内で開催した。正式開校は4月1日。
近畿財務局や近畿経済産業局など行政機関をはじめ大阪信用金庫、枚方信用金庫、奈良中央信用金庫など金融機関、近畿2府4県の商工会など約70人が出席した。
同校は1980年に兵庫県福崎町で開校。中小企業や地域金融機関の職員など、延べ約6万7000人が受講した。建物の老朽化や宿泊型研修の利用者が減少していることなどから中小機構近畿本部が入居する大阪市内のビルに移転した。
移転前は兵庫県と大阪府からの参加者が75%を占めていた。大阪市内への移転により「滋賀県や京都府、和歌山県からも受講していただきやすくなった」(同校)と、受講者増を期待している。
金融機関向け研修は、伴走支援がメイン。「希望のテーマがあれば、検討も可能。問い合せてもらいたい」(同)としている。
中小機構の豊永厚志理事長は「中小企業の人材育成に貢献すべく、多様なカリキュラムを提供していきたい」と話した。
移転先=大阪市中央区安土町2の3の13 大阪国際ビルディング。
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