とちぎ中小支援ネット、 業種別着眼点普及へ意見交換
2024.03.07 19:29
栃木県信用保証協会(茂呂和巳会長)が事務局を務める「とちぎ中小企業支援ネットワーク会議」は3月7日、金融機関分科会を宇都宮市で開き、金融庁がまとめた「業種別支援の着眼点」の普及促進について意見交換した。
足利銀行や栃木銀行、栃木県内6信用金庫、2信用組合、関係団体の30機関から42人が参加した。
第一部では、業種別支援の着眼点の原案作成に携わった北門信用金庫の伊藤貢作企業支援室長が、製造業とサービス業の着眼点について解説。製造業は、スローガンや社是に書いてあることが課題の場合が多いことなどを説明した。
サービス業では、比較的若いうちに経営者が起業した整骨院などを例に、事業を拡大しようとして全く経験のない事業で失敗するケースなどを紹介した。
第二部では各金融機関の「業種別着眼点」の活用方法などについて発表が行われた。