ふくおかFG文化芸術財団、ふるさと振興基金の贈呈式 落語会など4団体受賞

2024.03.04 18:32
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贈呈式に参加した(左から)粗忽家勘朝氏と髙田洋取締役常務執行役員(3月4日、ふくおかFG本社)
贈呈式に参加した(左から)粗忽家勘朝氏と髙田洋取締役常務執行役員(3月4日、ふくおかFG本社)

ふくおかフィナンシャルグループ(FG)文化芸術財団(熊本卓司理事長)は3月4日、「福岡銀行ふるさと振興基金」助成金の贈呈式をふくおかFG本社で開催した。今回は4団体受賞したが、同日は福岡市唐人町で活動する内浜落語会に助成金を贈った。


同基金は、2014年から文化活動を通して地域に貢献している団体や個人に対して活動資金を贈る取り組み。今回の受賞する4団体を含めて、これまで福岡県内の90団体に贈ってきた。


同日、内浜落語会に助成金30万円を贈呈した。創業者の粗忽家勘朝氏は、「地域に貢献する団体として認めていただき、感謝している。助成金は、今後の寄席などの活動費として活用したい」と話した。



落語を披露した柳家福多楼氏(3月4日、ふくおかFG本社)
落語を披露した柳家福多楼氏(3月4日、ふくおかFG本社)

贈呈式後は、社員約80人を集めて、柳家福多楼氏が演目「平林」を披露。柳家氏は、「福岡の多くの方々に聞いてもらいたい」と期待する。


今回、内浜落語会のほかにNPO法人SoELa(そえら)と下土師獅子舞保存会、土師神楽座が受賞した。同様の取り組みをふくおかFG傘下の熊本銀行でも実施している。

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