山形銀、本店ビル50年の歴史に幕 25年秋に新本店完成
2021.10.16 04:37
山形銀行は10月15日、山形市の現本店ビルでの営業を終了した。老朽化による建て替えのためで、50年の歴史に幕を閉じた。
現本店ビルは1971年に竣工(しゅんこう)。地上7階、地下1階建て。山形市の中心街・七日町地区にあり、同行の〝顔〟だった。
同日は15時の閉店時に三澤好孝常務取締役本店営業部長らが入り口で来店客に「ありがとうございました」と一礼。ある来店客は「小さい時に祖父母と一緒にきた思い出があり、今でもその時を覚えている。本店ビルがなくなるのは寂しい」と惜しんだ。
本店営業部は、10月18日から西に約300㍍離れた旅篭町ビルに仮移転。現本店ビルは、2022年4月ごろに解体され、同じ場所に25年秋に新本店ビルが完成する予定。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 地域金融機関、地公体貸出 割れる戦略 金利上昇で見直し加速
- 3メガ銀、リアル接点拡充 三菱UFJ銀、20年ぶり新店
- 三菱UFJ銀、Netflixの独占放映で 独自調査を公表
- 住信SBIネット銀、住宅ローンアプリ1年 本審査9割超に利用浸透
- <お知らせ>「金融×スタートアップ Meetup」 ~スタートアップ支援の課題と在り方を考えるイベント~【参加無料】
- 常陽銀、〝100億企業創出〟に本腰 包括支援へ157社選定
- 福島銀、貸金庫サービスを廃止 26年3月末で
- 改革の旗手 藤原一朗・名古屋銀行頭取、「健康経営」で日本変える
- 高知銀、投信販売体制を再構築 営業店はマス層のみに
- 埼玉県と県産業振興公社、業態超え新現役交流会 全国初、同一県の9機関協力