徳島大正銀、ネット支店を開設 専用の特別金利定期も
2024.02.22 18:25
徳島大正銀行は、2月26日にインターネット支店「とくぎんネット支店」を開設する。ネット支店開設は、徳島県内に本店を置く金融機関で初。全国にアプローチできる特徴を生かし、預金の拡大につなげる狙いだ。
実店舗を展開する四国内や首都圏、関西圏の地域以外からも口座を開設できる。パソコンやスマートフォンでいつでも取引可能で、入出金は全国の提携ATMを案内。通帳や証書は発行せず、印鑑も不要とすることで利便性を高めた。
同日~6月30日に、ネット支店専用の特別金利定期も取り扱う。預け入れ金額が10万円以上100万円以内で1年物年0.35%と、預け入れ金額が同10万円以上で上限のない1・2・3・5年物年0.3%の2種類。
同行は、2023年度に始動した中期経営計画で預金等残高2兆5000億円を目標に掲げている。23年12月末の預金残高は約2兆2900億円となっており、ネット支店開設を目標達成に向けた追い風の一つにしたい考えだ。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 金融庁、粉飾対策で「第2線」注視 営業現場と連携求める
- 3メガ銀、リアル接点拡充 三菱UFJ銀、20年ぶり新店
- 地域金融機関、地公体貸出 割れる戦略 金利上昇で見直し加速
- ブラックロック・ジャパン、国内初の外株アクティブETF上場 AI銘柄に投資、早期100億円へ
- 信金、増える金融・保険業貸出 融資需要低下が影響か
- 三菱UFJ銀、Netflixの独占放映で 独自調査を公表
- 住信SBIネット銀、住宅ローンアプリ1年 本審査9割超に利用浸透
- <お知らせ>「金融×スタートアップ Meetup」 ~スタートアップ支援の課題と在り方を考えるイベント~【参加無料】
- 常陽銀、〝100億企業創出〟に本腰 包括支援へ157社選定
- 大手生保、生成AIがアンダーライティング代替 事務職を営業へシフト