清水銀、静岡の魚を山梨へ運ぶ「さかなバス」に参加 取引先の販路開拓

2021.10.15 11:16
提携・連携 地方創生 販路拡大支援
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エスパルスドリームプラザでは原藤商店の水産加工品が積み込まれた(10月14日)
エスパルスドリームプラザでは原藤商店の水産加工品が積み込まれた(10月14日)

清水銀行は、取引先のビジネスマッチングの一環として静岡県と山梨県を結ぶ「さかなバス」に参加する。静岡産海産物を山梨に運ぶ、新たな流通ルートに関するプロジェクトだ。10月14日、流通実験を行い、山梨県の甲府市地方卸売市場に同水産物を届けた。


同プロジェクトは同行、静岡県水産振興課、やさいバス、甲府市地方卸売市場関係者の4者で運用する。静岡県で水揚げされた鮮魚や水産加工品をやさいバスが同市場関係者に届ける取り組み。同行はこの仕組みを水産物事業者に紹介し、販路開拓を支援する。


10月14日は、「南駿河湾漁業協同組合」(御前崎市)で鮮魚、「エスパルスドリームプラザ」(静岡市)で水産加工品をそれぞれ積み込み、「甲府市地方卸売市場」で関係者に引き渡した。その後、飲食店へ提供・販売された。


同行由比支店の取引先で、水産加工品を積み込んだ原藤商店の原藤晃さんは「新たな販路開拓に期待している」と話した。同行経営企画部は「行政、地元企業と連携し、山梨県をはじめ県外消費地との架け橋となって取引先の販路拡大を支援する」方針だ。

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