城南信金、「ばんしん経営塾」受け入れ 播州信金の取引先参加
2024.02.16 18:57
城南信用金庫(東京都、川本恭治理事長)は2月16日、羽田のよい仕事おこしプラザで播州信用金庫(兵庫県、和田長平理事長)の「ばんしん経営塾(後継者コース)」の研修を受け入れた。
同日は同プラザが入居する大規模複合施設羽田イノベーションシティ(羽田シティ)を見学。翌17日は場所を移し都内で講義を受ける。
研修には中小企業の後継者ら約40人が参加。羽田シティ見学に先だち、城南信金の川本理事長が挨拶。よい仕事おこしネットワークの活動について説明し、城南信金の未来塾OBら5人を紹介した。この他、羽田シティ建設の事業主体でもある鹿島建設が施設概要を、入居する藤田医科大学が先端医療研究センターを解説した。その後、ロボットレストランなども見学した。
17日は、播州信金の和田理事長の講話に続き、宮阪隆彦監事の「金融・経済の付加価値」、戦国マーケティング株式会社の福永雅文氏の「経営者の右腕 ナンバー2のつくり方となり方」の講義を予定。昼食後には、泰丘寺副住職の泰丘良玄氏の「ルーティンワークを極めることでベストパフォーマンスを発揮する禅の世界」を聞く。
播州信金の柴田篤志経営企画部長は、「羽田シティで経営や医療などの分野の最先端を学ぶと共に、どのように発展しているのか知見を得てもらいたい」と話した。
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