興能信金、災害復旧ローンを拡充 幅広い資金使途に対応

2024.02.16 18:12
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興能信用金庫(石川県、田代克弘理事長)は2月16日、1月から取り扱っている災害復旧ローンの商品内容を拡充したと発表した。1月1日に発生した能登半島地震の被害が大きいことから、金額や期間のほか資金使途も拡大し、被災者が使いやすいようにした。


当初は金額500万円以内、融資期間10年以内、据え置き期間6カ月としていたが、これを1千万円以内、15年以内、1年にする。また、資金使途も、これまでの住宅補修や家具・家電購入、自動車関連資金に加えて、教育関連資金や医療費、物品購入・修理資金、必要とする生活資金など対象を広げた。


同信金は、地震で甚大な被害を受けた奥能登地域に本店を含めて9店舗を構える。保証会社のしんきん保証基金と連携して、被災者を支援する。

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