福井銀、「北陸新幹線で地元に来て」 都内特産品販売会にふくジェンヌも
2024.02.15 15:14
福井銀行は2月15日、地元のPRを兼ねた特産品販売会を東京都内で開いた。福井県の協力を得て、海産物や農産物の加工品、お菓子など約100品目を用意した。長谷川英一頭取は、北陸新幹線が3月16日に敦賀駅まで延伸することに合わせて「今回の販売会では生鮮食品や日本酒を用意できなかった。新幹線開業後には、実際に足を運んで楽しんでほしい」と呼びかけた。地域活性化に取り組む同行の行員「ふくジェンヌ」も駆けつけて、イベントを盛り上げた。
当日は、さば寿司やこんぶなど海産物を中心に、羽二重餅、せんべいなどを並べた。来店客は、思い思いにお目当ての品を買い求めていた。
ふくジェンヌは、営業店で外訪活動や後方事務をする一方、地域活性化を目的にした活動にも携わっている。今回は来店客に対し、福井県のPRに努めた。
会場を提供した明治安田生命保険は、福井銀と地方創生に関する連携協定を結んでいる。永島英器社長は「多くの人が福井県の名物を買って、食べることで魅力を感じてもらえれば」と話した。同社では、本社の社員食堂でソースかつ丼、焼きさばの棒寿司など、福井県のご当地グルメを提供。2月13~16日の期間中に、日替わりで各100食を用意した。

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