のと共栄信金、復興マルシェに出店 全国からの支援物資配布

2024.02.13 11:41
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多くの住民でにぎわった一本杉復興マルシェで支援物資を配るのと共栄信金の職員(2月11日)
多くの住民でにぎわった一本杉復興マルシェで支援物資を配るのと共栄信金の職員(左、2月11日、七尾市)

「必要なもの何でもどうぞ」。2月11日に石川県七尾市内の商店街一本杉通りにあるのと共栄信用金庫西支店跡で開かれた「一本杉復興マルシェ」。のと共栄信金も出店し、能登半島地震後に全国の信金から届けられた支援物資などを住民に配布した。


一本杉通りは、国登録有形文化財に指定される建物が残る歴史ある商店街だが、1月1日の地震で大きな被害を受けた。震災から1カ月が経ち、一本杉通り振興会の高澤久会長(高澤商店代表取締役)は「何かしよう」と、東日本大震災後に活動を始めた宮城県の南三陸さんさん商店街の関係者に相談。南三陸での取り組みに背中を押され、マルシェの開催を決めた。


当日は、寿司や陶器などを販売する11店がブースを出店。のと共栄信金は、本店営業部や本部の職員約15人が参加し、水や非常食、非常用トイレ、使い捨てカイロなどを無料で配った。受け取った住民は「断水が続いているので、とてもうれしい」と笑顔を見せた。


本店営業部の京武靖部長は「お送りいただいた物資を地域のみなさんにお渡しすることができた。再生に向けての第一歩になれば」と話し、大林重治相談役は復興について「気持ちがなえないように支えていく。それしかない」と力を込めた。

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