銚子信金、食品100キロ寄贈 2年目職員が企画

2024.02.13 08:35
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子どもたちから食品を受け取る職員(2月10日、銚子市のイオンモール銚子)
子供から食品を受け取る職員(2月10日、銚子市のイオンモール銚子)

銚子信用金庫(千葉県、森山博志理事長)は2月10日、銚子市内でフードドライブを実施した。同信金ホームページや市の広報誌などで事前告知し、市民から家庭で余った米やインスタントラーメンなど常温で保管できる食品が寄せられた。後日、福祉団体などに寄贈する。


同信金では入庫2年目職員が信金のSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みを企画・実行している。今回は千葉支店(千葉市)の坂寄正英さんが学生時代に飲食店でアルバイトしていた際、炊いた米などが大量に廃棄されていたことを目のあたりにし、「何とかしたい」と発案した。


食料は一般市民のほか、事前に同信金職員にも呼びかけて合わせて100キロ以上が集まった。市内や県内の福祉団体などを通じて能登半島地震の被災者や子ども食堂などに届けられる予定だ。


坂寄さんは「SDGs活動は地域に根差す金融機関の使命だと思う。この取り組みで困っている人々を助けられれば」と話す。

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